しかそこで壁を乗り換え、Aクラスに行くのが難しい。
ダーツプレーヤーの多くがそう考えているはずです。
私の場合もさんざん悩みました。「上達の秘訣はフォームだろう」と考え、
ダーツの本を読み、DVDを何度も見て、一流プレーヤーのフォームを手本に
研究しました。けれど、なかな壁を突破できませんでした。
そんなとき、一流プレーヤーと言われているとある先輩に久々に会いました。
単刀直入に上達の秘訣やフォームの矯正について聞くと、首をかしげ
「何も考えないで投げている」というのです。
そして「ただダーツを楽しんでいる」と言います。
そのとき「はっ!」と感じるものがありました。私はあまりにフォームに
こだわりすぎていたのではないか。楽しんで、気持ちよく投げることを
忘れていたのではないとか。
それ以来、考えが変わりました。数あるダーツの中から、いまもっとも
手にしっくりくるものを選び、フォームを気にせず、ただ気持ちよく的を
狙って投げる練習をするようになりました。
するとどうでしょう、1か月ほど経った頃から、ダーツの飛びが変わり、
はっきり手応えを感じ始めました。正確性もずいぶん向上しました。
フォームも大切かもしれませんが、「ダーツを楽しむ」というもっと
根源的なものの方が、人を進化・向上させるということに改めて気づいたのでした。
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